高血圧



「メタボリックシンドロームの定義と診断基準」では、最高血圧が130mmHg以上、最低血圧が85mmHg以上と定義しています。


人間の血圧は、さまざまな臓器に血液を送るために、ほぼ一定の値を保っています。そのために人の体には血液中の塩分量を調節したり、血管の収縮、拡張を調節したりしています。

この調節がうまくいかなくなると血圧が上昇して高血圧となり、この圧力に耐えようとすると血管は硬くもろくなります。そして目、腎臓などの細い動脈や、心臓や脳に栄養を送る比較的太い動脈にも動脈硬化を起こします。


血圧は普通、[血圧]=[血流量(心拍出量)]×[血管抵抗]という式で表されます。

血圧を決めている因子には次の5つがあります。

@ 血流量
心拍出量ともいわれ、心臓のポンプの働きによって1回に押し出される血液の量のことです。心臓の働きが盛んで、心臓の収縮力が大きくなれば血圧が上がります。

A 血管抵抗
血管に血液が流れていくときに、血管が受ける抵抗のことです。血管はストレスなどの原因により収縮したり、動脈硬化などで内腔が狭くなると抵抗が増します。その結果として血圧が上がります。

B 循環血液量
からだ全体を流れる血液の量のことです。
正確には、塩分に伴う水分すなわち体液の量のことになります。出血で循環血液量が減れば血圧は下がり、腎臓の働きが低下したり塩分を多く取りすぎるなどで、体液(血液循環量)は増え血圧が上がります。

C 血液の粘稠度
高脂血症、多血症などで、血液に粘り気があると血管の中を流れにくいので抵抗が増し血圧が上がります。粘り気がなくサラサラして血管の中を流れやすい血液ならば、抵抗が少なく血圧も低くなります。

D 大動脈の弾力
心臓から押し出された血液が最初に通る心臓に近い太い血管が、大動脈といいます。この大動脈に弾性があるかどうかで血圧は変化します。


「メタボリックシンドロームの定義と診断基準」では、最高血圧が130mmHg以上、最低血圧が85mmHg以上と定義しています。

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