血糖値について



インスリンは、ブドウ糖をエネルギーに変え、血糖値を下げるホルモンです。
内臓脂肪の蓄積でインスリン抵抗性が起きると、血糖値は上昇し、糖尿病が発症します。
メタボリックシンドロームは加齢とともに、あきらかな高脂血症や高血圧、糖尿病へ移行するケースが多くなっています。

この病態のポイントはインスリン抵抗性です。

インスリン抵抗性とは、肝臓や筋肉でのインスリンの働きが低下するために、血糖をげるのに多くのインスリを分泌している状態のことです。 言い換えると、「インスリンの効き具合」が悪い為、血糖が上がってしまう糖尿病の病態の一つです。

メタボリックシンドロームと診断されたたら、「糖尿病予備軍」として捉え、インスリン抵抗性のコントロールを中心とする方向で糖尿病発症予防を進めることが重要です。


糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病があります。

インスリン抵抗性は、2型糖尿病の基本的病態を成しています。インスリン抵抗性とは、自己の膵B細胞より分泌されたインスリンが筋肉や脂肪組織で十分にその働きが行われず、ブドウ糖利用が不十分の状態を指します。

過食・肥満・運動不足・ストレスなどはいずれもインスリン抵抗性を増悪させます。膵B細胞より分泌されたインスリンは筋肉・脂肪組織に作用してブドウ糖利用を高め、血糖値を常に一定に保っています。これら組織におけるインスリン抵抗性は糖利用を低下させ、血糖上昇を招きます。

「メタボリックシンドロームの定義と診断基準」では、早朝空腹時血糖110mg/dl以上をメタボリックシンドロームの基準値としています。
 

インスリンの分泌量が多すぎると、次のような病気をひきおこします。

●腎臓でナトリウム(塩分)が排泄されにくくなる →高血圧
●肝臓で脂肪が過剰に作られる →高脂血症
●血管の壁を構成している細胞が増殖し血管内径が狭くなる →動脈硬化

さらに高インスリン血症は、ますますインスリン抵抗性を強めて糖尿病を進行させます。


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